
2026年1月もすでに半ばですが、いかがお過ごしでしょうか。
今年最初のカカオマーケットレポートです。
昨年12月は、ココア市場の取引が低調で、価格変動も不規則でした。休日が近づいたことで取引量は減少し、特に月末にかけて価格変動が高まりました。
生産と気候
西アフリカの気象条件は良好と報告されましたが、コートジボワールの港へのカカオの到着量は予想ほど良好ではありませんでした。
12月21日までの累計到着量は96万8000トンで、前年をわずかに下回りました(ロイター、2025年)。
12月29日までには102万9000トンとなり、前年比2%減となりました。
さらに、報告された最終週の到着量は、前年同期比で27%減少しました(Barchart、2025年)。
ペルー国内の見通し
ペルーの2025年(1~12月)のカカオ生産量は、SUNAT-Customsの報告書と年末の収穫動向に基づく推計によると約18万2708トンでした。
これは、2024~2025年の持続的な成長に続き、高水準の生産が継続していることを反映しています。
市場の課題
市場は流動性が低く、現物取引からの明確なシグナルが乏しい状況で推移しました。
価格の変動が大きく、投機筋の参加は減少しました。
国際価格の急落は地元の買い手に圧力をかけ、コートジボワールの購買センター(サンペドロのサクデン)の閉鎖につながりました。
結論として
12月は弱く静かな市場となり、価格は実際の需給状況よりも技術的な要因や将来の期待に大きく左右されました。
竹内一裕
株式会社フィノデアロマ
Kazuhiro Pancho Takeuchi
FINO DE AROMA Co., Ltd.
