ペルーは南米カカオ生産量第3位です。
主要生産地でのカカオの減産が続くなか、実は毎年少しずつ生産量を増やしています。オーガニックカカオの生産でも世界第2位の実績があります。
そのカカオ生産量の約1/3を、MACHU PICCHU FOODS S.A.C. / ペルーマチュピチュフーズ社のみで買い付けています。
自国のカカオのみを使い、パティシエのテクニカルな要求に答えうる安定した製品品質を維持するためには、ペルー国内の広い地域から品質の良いカカオビーンズを大量に買い付けて、その中からさらに選別されたカカオを使う必要があります。
また、クーベルチュール規格のチョコレートを作る場合、大量のカカオバターが必要になりますが、せっかくのカカオマスに他国産カカオバターを使うと、「ペルー産カカオ100%」とは言えなくなります(MACHU PICCHU FOODS S.A.C.は自社内で搾油)。
特に、ミルクタイプのクーベルチュールの場合、カカオマスとカカオバターの配合比率が逆転していますし、チョコレートレベルカカオのナチュラルカカオバターを使用するのと、デオドライズドカカオバターを使うのとでは仕上がりの風味に大変に大きな差がでます。
「MPFペルーミルク41%」を、ぜひお試しください。
竹内一裕
株式会社フィノデアロマ
Kazuhiro Pancho Takeuchi
FINO DE AROMA Co., Ltd.