今日は少し別のお話を…。


ペルーのカカオ産業を語る上で、重要な役割を担う2つの組織があります。

MPFでは、契約カカオ農家から直接買付ける場合と、以下の2つの組織を通してカカオを買受ける場合があります。MPFとこれらの組織は、戦略的パートナーであり、対等の関係にあります。


カカオ製品協会
カカオ由来製品のマーケティングとプロモーションに重点を置く。生産者、加工業者、販売業者など、カカオバリューチェーンのさまざまな段階のメンバーで構成。


カカオ農業協同組合
メンバーはカカオ農家であり、協同組合の原則に基づいて法的に設立。共同作業を通じてメンバーの経済的および社会的条件を改善し、生産、マーケティング、および資金調達やトレーニングなどのサービスへのアクセスを促進することに重点を置く。


MPFの地域ごとの「カカオ地域購入率」については、協会と協同組合の両方からカカオ豆を購入していますが、これらの購入は毎年大きく変動するため、各地域の「カカオ地域購入比率」には含まれません。


対照的に、MPFの自社集荷センターからの購入はより安定し、MPFのチョコレート製品の要となります。

竹内一裕
株式会社フィノデアロマ
Kazuhiro Pancho Takeuchi
FINO DE AROMA Co., Ltd.